2007.11.24 Sat
ウィンダス連続クエスト1:胎動、牙持つ乙女
ネタバレのため隠しますよぉ
あたいは忙しいのよ。オルジリアから
ミスラの義勇兵団が到着してさ。
そいつらを迎えにいかないと……
Ghyo Molkot : ……ま、
ウチが来たからにはヤグードの羽根、
よ~~さんむしって羽毛のコートにしたるわ!
しゃっしゃっしゃっしゃ!
Nhiko Rhaabel : いややわぁ、もう……
品がないんやからぁ。

Dhea Prandoleh : ……あ。
とか言ってる間に到着しちゃったみたい。
Dhea Prandoleh : 長旅ご苦労さま!
心から歓迎するよ。
Ghyo Molkot : ふふん、
船の上でも、こっちの大陸の獲物のこと考えたら
はよ腕ふるいとうて、たまらんかったで!
Nhiko Rhaabel : そうそう、
ギオ・モルコットはん、
メガロドン釣り上げてなぁ! しかも
三撃で沈めはったんや。ほんま、かなんわぁ~。
??? : ……へぇ。そりゃ頼もしい。
Dhea Prandoleh : あっ、
ロマー・ミーゴお頭!

Ghyo Molkot : あんたがロマー・ミーゴか?
話には聞いとる。
なかなかのやり手やそうやな。
Romaa Mihgo : ああ、面倒だから
堅ッ苦しいのはヌキにするよ!
オルジリアの義勇兵たち、よく来たね。
Romaa Mihgo : しかし、
いちいち「オルジリアの義勇兵たち」って
呼ぶのも面倒だね。
なんか呼びやすい名前を決めなよ。
Nhiko Rhaabel : え、今ここで?
うーん、そやなぁ。
……「蝶々団」とか、どう?
Ghyo Molkot : あかんあかん!
そんなんヤグードどもにナメられるで!
もっとごっつい強そうな名前……
そや、「猛虎団」がええわ。決めた決めた!
Nhiko Rhaabel : ええー?
そんなん可愛ないやん……
もう、強引やなぁ……
Romaa Mihgo : じゃあ、これからは
「猛虎団」と呼ばせてもらう。
よろしくたのむよ。
Romaa Mihgo : ウィンダスの有様は、
見てのとおりさ。聖都はこの間、ヤグード教団の
侵入で、こっぴどい目に遭わされちまった。
Romaa Mihgo : 連邦軍には一応
タルタルの戦闘魔導団ってのもあるんだけど
肝っ玉が小さくて、なんとも頼りなくてねぇ……。
そこで、私たちの出番ってわけ。
Romaa Mihgo : いま聖都の周辺は、ウチの
「コブラ傭兵団」と、あと「アナコンダ傭兵団」で
シマの奪いあい、じゃなくて、
防衛をしてんだけど……
Romaa Mihgo : 陸に上がったばかりで
勝手もわかんないだろうし、猛虎団はしばらく
私たちと共同戦線を張ってもらおう。
Romaa Mihgo : ちなみにウチらコブラ傭兵団は
数ある傭兵団の中でも、最強かつ最悪って
謳われる毒蛇軍団だよ。覚悟しときな!
Ghyo Molkot : ヘヘッ
望むところや!
Romaa Mihgo : ミスラ族を
怒らせるとどうなるか、たーんと
見せてやってくれ!
Ghyo Molkot : まかせときっ!
Ajido-Marujido : コブラダンの
ロマー・ミーゴか!?
Romaa Mihgo : んん? お前は……?
Ajido-Marujido : オレは、
テンサイジ、アジドマルジド。
Dhea Prandoleh : ハァ? ガキが何の用?
こちとら遊んでるヒマはないのっ!
Ajido-Marujido : ……フン!
コドモとおもってなめてかかるとは
ヨーヘイダンもたかがしれているな!
Dhea Prandoleh : んだとう? このクソガキめ……
Romaa Mihgo : ……よしな。
アジドマルジド、お前はたしか、
口の院院長、ゾンパジッパの息子だったね?
私は院の連中は好かないんだが……
Ajido-Marujido : オヤジはカンケイない!
オレはひとりのオトコとして
はなしをしにきてるのだ!
Romaa Mihgo : ……。
Ajido-Marujido : オマエたちにしらせだ。
「カルゴナルゴじょーさい」で
ヤグードたちが、なにか
たくらんでるみたいだぞ……!
Romaa Mihgo : ……なに?
Dhea Prandoleh : お頭、
どうせガキのたわごとですよ。
Ajido-Marujido : マドーダンもそういって
とりあってくれなかったけど……
Ajido-Marujido : でもオレはみたんだ。
でっかいヤグードが、そらをとんでいくのを……。
Ajido-Marujido : おくじょうで、
あのおっきなほしをかんさつしてて……
そしたら、みたんだ。
カルゴナルゴのほうにとんでいった。
Dhea Prandoleh : んなバカな……。
Romaa Mihgo : ……つづけな。
Ajido-Marujido : そのとき、これ……
Ajido-Marujido : ……あれ? あれ?
おとした???
Ajido-Marujido : ん?
オマエは……
Ajido-Marujido : そうだ、これだ!
オマエ、ありがとう。
Ajido-Marujido : これが、おちてきたんだ。
よくみてくれ。
Romaa Mihgo : なんだこれは……?
見たことないね。
ヤグードの漆黒羽根……?
Dhea Prandoleh : ……そういえば、お頭。
メリファトで陣を張っていた
隊からも気になる報告が……
Dhea Prandoleh : 「オズトロヤ城周辺で
実に禍々しいヤグードを確認した」と……
Dhea Prandoleh : 一瞬で見失ってしまったので
奴らの幻術では、って意見が多くて
報告しませんでしたが……
確かに今までのどのヤグードとも違った、と。
Romaa Mihgo : ……。
Romaa Mihgo : ……報告が遅れた罰は
また後だ。覚悟しておきな。
Dhea Prandoleh : す、すみませんッ!
Romaa Mihgo : ……アンタたち、すぐ出られる?
Ghyo Molkot : あったりまえや!
ずっと船旅で、身体鈍ってしゃあなかったわ!
Nhiko Rhaabel : うふふ、潮風で
得物が錆びてへんか、
はよ試し斬りせんとなぁ♪
Romaa Mihgo : じゃ、出られる者だけでも
さっそく向かってくれ。私らは一応、
アナコンダ傭兵団にも声かけてから合流するよ。
Ghyo Molkot : よっしゃあ!
Romaa Mihgo : デア!
お前も出発の準備をしておきなっ!
Dhea Prandoleh : は、はいぃ!
Ajido-Marujido : くそう……
オレもいきたいな……。
??? : コラーーーーーー!
みつけたぞ!
アジドマルジド!!
Ajido-Marujido : うわっ! やばっ!
コルモルせんせー!!

Koru-Moru : また教室を抜けだしおって!
あれほど表に出てはいかんといっただろう!
Ajido-Marujido : そんなにとおくまでいってないよ!
それに、ちゃんともどるつもりだったよ!
Koru-Moru : いーや! 言い訳は
もうたくさんだ! 今度という今度は許さんぞ!
いったいどうしてくれよう……!
Koru-Moru : うむ、決めたぞ。
Koru-Moru : お前に罰を与える!
反省するまで、自習室で謹慎だ。
一歩も出てはならん。
Ajido-Marujido : えええぇぇぇぇえええーー!?
そ、そんな……
Koru-Moru : 言い訳無用だ。
さあ、来なさい!
Ajido-Marujido : (……ち、ちょっと オマエ!
オレのたのみをきいてくれ!)
Ajido-Marujido : (小さな星の木の実って
しってるか?
オレ、にしサルタバルタに
うめておいたんだけど……)
Ajido-Marujido : (それ、ほりおこして
ガッコウまでもってきてくれよ!
たのんだぞ……!)
Koru-Moru : お前にもしものことがあったら、
ゾンパジッパに、何をされるかわから……いや
あわせる顔がないからな!
Ajido-Marujido : いやだぁぁぁぁああ!
つーわけで、星降りの丘へ木の実を取りにいっってぇ~
Prucco-Lurucco : 我が連邦では伝統的に
賢者と呼ばれる魔道士が、戦闘指揮や
作戦立案にあたってきたが……
Prucco-Lurucco : 近ごろは
われわれ軍学者も参謀として重用され
ここウィンダスでも活躍しておる。
Mearuru : 連邦軍の前衛兵力の
不足を補うために、磨羯戦闘魔導師団長の
ゾンパジッパによって、魔動兵が開発されたんだ。
Mearuru : まだ一般には
実用化されてないみたいだけど、
いずれ、簡単なお仕事とかは
任せられるようになるかもね~。
Pelsey-Holsey : この先は耳の院。
ウィンダスの魔法学校だよ。
Pelsey-Holsey : 子供たちには
しっかり勉強してもらって
いずれ、ウィンダスのために
活躍してもらわないとね!
Koru-Moru : ……ん? きみはこの間の……。
ああ、アジドマルジドに面会かね?
Koru-Moru : やつもようやく反省して
きちんと自習しているよ。
いやあ、よかったよかった。
Ajido-Marujido : ……お、オマエ!
まってたぞ!!
Ajido-Marujido : れいのモノ、
もってきてくれたか?
アジドマルジドに小さな星の木の実を手わたした!
Ajido-Marujido : よし、ありがとな!
あ、これ、おれいだから、とっとけよ。
Ajido-Marujido : しめしめ。
これでそれして……くっくっくっく……。
ハイエリクサーを手にいれた!
Dhea Prandoleh : ……ああ、おまえ!
例のカルゴナルゴ城砦の
ヤグードの件で
コブラ傭兵団は大騒ぎだよ!
Dhea Prandoleh : 話を聞いたアナコンダ傭兵団の
ペリィ・ヴァシャイ(Perih Vashai)団長が
手勢つれて勝手に城砦まで出張ってって……
出し抜かれたウチのお頭は、怒り心頭さ!
Dhea Prandoleh : ロマー・ミーゴお頭の
気が立ってるから、そこらをウロチョロしてると
マジでぶっ殺され……
Koru-Moru : あの、あの!
ちょっとすまんが!!
Dhea Prandoleh : んあ? なんだい?
こっちぁ忙しいんだよっ!
Koru-Moru : いやあ、あの、なんだ
うちの生徒をみなかったかね?
Dhea Prandoleh : ……生徒ォ?
なに、このあいだのクソマセガキのこと?
Koru-Moru : そうなのだ、アジドマルジドのやつ、
今回は珍しく
自習室でじっとしてると思ったら……
??? : ア・エ・イ・ウ★エ・ア・ロ~
カ・ケ・キ・ク★ケ・ア・ル~
Koru-Moru : 感心感心。
きちんと呪文の練習をしているな。
Koru-Moru : アジドマルジド、
ひと息いれなさい。
ウィンダスティーでもどうだね?
??? : ハ・ヘ・ヒ・フ★ホ~・リ~!
マ・メ・ミ・ム★メ・テ・ニョ~!
Koru-Moru : ……んなっ?
ア、アジドマルジド……!?
Koru-Moru : !!
Two of Cups : ア・エ・イ・ウ★エ・ア・ロ~
カ・ケ・キ・ク★ケ・ア・ル~
Koru-Moru : ア、アジドマルジドめぇぇぇ!!
Koru-Moru : ……というわけで
この私ともあろうものが
すっかり騙されてしまって……
Koru-Moru : いやはや、しかし
あの歳でカーディアンを自在に操るとは
さすがはゾンパジッパの息子、というところか……。
末恐ろしいやつめ……。
Koru-Moru : おそらく、件のヤグードのことで
カルゴナルゴ城砦に向かったのだろうな……
あいつは、やるといったらきかんのだ。ああぁ。
Koru-Moru : きみ! お願いだ。
行って、アジドマルジドの首に縄つけて
引っ張ってきてくれないか!
Dhea Prandoleh : しょうがないねぇ。
あんなクソガキでも、なんかあったら
夢見が悪いし……。行ってやったらぁ?
Dhea Prandoleh : 城砦についたら、守備隊の
ロッティ・モアルゲット(Rotih Moalghett)に
手伝ってもらうといいよ。
Romaa Mihgo : 荒れてはいるけど
緑が優しくて、いいとこだよ。ここは……。
戦にかたをつけたら、定住するのも悪くないね。
Parukoko : このはし、このあいだ、
ヤグードたちにメチャクチャにされて
やっと、ここまでなおしたの。
Parukoko : もうにどと、
こわされないといいな……。
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